私の隣に並ぶ人へ

「ジューダス」
 冷たい冷たい空気の中、言葉とともに吐き出された息は白い。
 かれの瞳に似た、決して彼女のひとみの色とは違う紫のもやがかかった、銀の月は彼を思わせる。
 鋭利にとがった。

「あんたは死んじゃいけないのよ」

 なんて言葉を吐き出した。
 もう交わした約束を。
 もう少しで最終決戦だ。それぞれがそれぞれの命を掲げそれぞれの思いのために神を殺す。
 誰に認めて貰えなくても、思いがために。

 下手をしたら死ぬかもしれない。生きて帰れる保証は何時だってないのだから、最終決戦となる明日
なんて、なおさら保証は見つからない。

「ふん」
 背中しか見えなかった。
 その瞳もなにもかも。見えずに。
 


 遠い未来だろうが近い未来だろうが。

 私の隣に並ぶ予定の人へ。

 死ぬなんて許さない。


 何時かまた出会うその日まで。






 

 こんな殺伐としたハロジュも好きなのです。すいません。